我が家の太陽光と蓄電池が元を取るのは、9.9年後の見込みです。ただし業者の提案なら6.0年後、補助金を手元に残せば17.4年後。補助金が1円も出なければ44.7年になります。
同じ設備、同じ発電量、同じ電気代で、38年の差が出ます。太陽光を検討していたとき、私が一番知りたかったのがここでした。
東京都の建売住宅、築10年。太陽光6.28kW、蓄電池14.9kWh(ニチコンのトライブリッド)、V2H。2026年8月に稼働。設備の詳しい内訳は我が家の設備にまとめています。
実際に払ったのは477万4,000円
2026年8月28日に代金を払い終えました。領収書の額がこれです。
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 太陽光・蓄電池 | 3,058,000円 |
| V2H | 1,210,000円 |
| 屋根塗装 | 506,000円 |
| 合計 | 4,774,000円 |

この477万4,000円を、電気代が浮いた分と売電で埋めていきます。最初の4年は1年に19万3,902円戻ってくる見込みです。浮く電気代が10万660円、売電が9万3,242円という内訳になります。
売電の単価は5年目に24円から8.3円へ下がります。5年目からは1年に13万2,906円です。ここに補助金の入金とローンの利息が絡みます。
補助金339万3,000円を引くと、残りは138万1,000円
すべて東京都の補助金で、合わせて339万3,000円の見込みです。477万4,000円から引くと、残りは138万1,000円になります。
業者の見積書はこの引いたあとの額を大きく載せます。実質138万円と書いてあれば、年19万4,000円で割って7年ほどになります。
ただし補助金はまだ1円も入っていません。交付決定まで3〜6か月、振込はその先です。それまでは477万4,000円を背負っています。
もうひとつ、V2Hの100万円には条件があります。EVを持っていて、太陽光も設置していること。車検証を出せなければ50万円です。うちはEVがまだ来ていないので、この100万円はまだ確定していません。
なお、ここに書いた補助金の額と条件は2026年度(令和8年度)の東京都のものです。要綱は毎年5月ごろに改定されます。年度が変われば額も条件も変わります。申し込む年のものを見てください。
屋根塗装50万6,000円を抜くと、17.4年が13.3年になる
屋根塗装は太陽光パネルを載せる前の下地づくりです。東京都の補助金が手厚いので同時にやりました。
ただしこの50万6,000円は1kWhも生みません。抜いて計算すると、補助金を手元に残した場合の17.4年が13.3年になります。
1本目の記事で「合計1,381,000円を投資することになりました」と書いたとき、この50万6,000円も入れていました。それでいまも477万4,000円のままにしています。
最後まで払う利息は109万3,348円
478万円を15年のリフォームローンで借りました。毎月32,812円を179回、2041年8月まで払います。金利は年2.85%の変動です。
総額は587万3,348円です。借りた478万円との差109万3,348円が、最後まで払う利息になります。
この利息は毎月増えていきます。電気代が浮いて残りが減る一方で、利息が残りを押し戻します。現金一括で払えると回収どころか投資として考えても効果バツグンですね。
補助金を繰り上げ返済に回すと、利息が109万円から14万円になる
補助金339万3,000円が入ったら、私はローンの繰り上げ返済に回すつもりです。
そうすると残りの利息が109万3,348円から14万1,946円まで下がります。差は95万1,402円です。中央ろうきんのリフォームローンは繰り上げ返済の手数料が無料でした。
元が取れるのも、17.4年後から9.9年後に早まります。設備は同じで、発電量も同じです。差はローンの返し方だけで出ています。
ただし、そのまま手元に残す考え方もあります。NISAなどで運用に回したほうがいいという人もいますし、借りられるものは借りておくという考え方もあります。うちの金利は2.85%なので、それを上回って増やせるかどうかの話になります。私は確実に減る利息のほうを取りました。
補助金が入る前提なら、6.0年から17.4年のあいだ
ここまでの3つを組み合わせると、こうなります。
パワコンの保証は15年。切れるのは2041年8月
事前確認書に、パワーコンディショナと蓄電池ユニットの保証は15年と書かれています。2026年8月に稼働したので、切れるのは2041年8月です。
9.9年で元が取れるなら、ゴールは2036年7月です。保証が切れる5年前に回収が終わります。交換の費用を回収の計算に足さずに済みます。
繰り上げ返済をしなかった場合はこうなりません。ゴールが保証の切れた2年半後になるので、その間に交換が必要になれば上乗せされます。交換費用は見積書にも保証書にも書かれていませんが、一般に20万円から30万円と言われます。30万円で計算すると17.4年が19.8年になりました。
補助金がなかったら44.7年かかる
ここまでの4通りは、どれも補助金339万3,000円を受け取る前提です。一番長い17.4年も、補助金は受け取ったうえで手元に残すという意味でした。
では1円も出なかったらどうなるか。同じ計算に当てはめると44.7年、2071年5月になります。屋根塗装を抜いても40.6年です。
パワコンの保証は15年です。44.7年のあいだに2回か3回は交換が来ます。1回30万円を入れれば、計算上は元が取れません。
つまりうちの9.9年は、設備の性能だけで出ている数字ではありません。補助金339万3,000円があって成り立っています。
ただし同じ設備を補助金なしで買う人はいません。補助金の薄い地域なら、蓄電池を14.9kWhも積まないはずですし、屋根塗装を同時にやることもないでしょう。条件をひとつだけ抜いた計算なので、「太陽光は44年かかる」とは読まないでください。住んでいる場所にいくら出るのかを先に調べて、そのうえで何を載せるかを決めることになります。
太陽光と蓄電池だけなら7.0年
うちが付けたV2Hは、EVに充放電する設備で121万円です。ただしこれは電気を生みません。発電した量も、浮いた電気代も、売った量も、無ければ同じ数字になります。太陽光と蓄電池だけを考えている方のために、V2Hと屋根塗装を外して計算し直しました。
| 数え方 | うちの構成 | 太陽光+蓄電池だけ |
|---|---|---|
| 補助金あり・繰り上げ返済あり | 9.9年 | 3.9年 |
| 補助金あり・繰り上げ返済なし | 17.4年 | 7.0年 |
| 補助金なし | 44.7年 | 27.6年 |
121万円と50万6,000円が投資額から消えて、発電量はそのままです。9.9年が3.9年まで縮みます。
ただしこの計算にV2Hの効果は入っていません。車がまだ来ていないので、充電量は0.000のままです。走り出せばガソリン代が浮きますが、その分は数えていません。導入を考えている方は、ここを差し引いて読んでください。
短縮させるかどうかは自分次第
6.0年も17.4年も、計算としては正しい数字です。業者が嘘をついているわけでもありません。
ただ見積書の「実質○年で回収」は、補助金が振り込まれた前提で、屋根塗装のような周辺工事を抜いて、ローンの利息も数えないという条件がついています。その条件が書かれていないだけです。
見積書を受け取ったら「補助金」「工事費」「ローンについて」確認してください。
計算のしかたはこの記録の読み方にまとめました。毎月の実測は回収記録で更新していきます。
2026年4月1日に、ベンチプレスで120kgが挙がりました。2024年1月5日に52.5kgを10回から始めたので、2年3か月です。
ただ、120kgに挑んだのはこれまで9回で、挙がったのは4回です。122.5kgは2回試して、どちらも届いていません。9月2日は102.5kgを5回のはずが、それも途中で止まりました。
一度でも挙がったら挙がるのか、9回のうち4回でも挙がると言っていいのか。
9月9日からは、80kgを10回、7セット。インターバルは3分です。このところ忙しくて眠れておらず、ジムに行く間隔も空いています。120kgを更新できない日が続くと失敗癖がつくので、当分は1回だけ挙げる練習と交互にやります。筋出力だけでなく筋持久力も上げたいところですし、週3で通えるようになれば、また更新できると思っています。
元が取れる年数も同じでした。6.0年も17.4年も、計算としては正しい数字です。補助金が入ったら繰り上げ返済するつもりなので、私は9.9年を本線にしています。
2026年9月14日


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