日照が平年の3分の1だった9月、電気の86%は自前でまかなえた

雨の窓の前で、室内干しの洗濯物を除湿乾燥機で乾かしているイラスト 設備の実測

2026年9月、家で使った電気の86%を、屋根の太陽光と蓄電池でまかなえました。使った271kWhのうち、電力会社から買ったのは37kWh(1kWh約31円で約1,150円)です。

東京の9月は、晴れた日がほとんどありませんでした。日照時間は45.8時間で、平年の3分の1ほど。雨は30日のうち20日降っています。蓄電池を入れたときから、こういう月にどこまで持つのかが気になっていました。

東京の2026年9月の天気 日月火水木金土1日照0.4h2日照3.1h3日照0.1h4日照0.0h5日照1.0h6日照0.0h7日照0.0h8日照1.4h9日照1.4h10日照0.0h11日照0.0h12日照0.0h13日照2.2h14日照8.7h15日照0.1h16日照0.0h17日照4.2h18日照2.6h19日照0.0h20日照0.0h21日照0.0h22日照7.6h23日照0.0h24日照8.2h25日照4.7h26日照0.0h27日照0.1h28日照0.0h29日照0.0h30日照0.0h晴れくもり雨大雨台風1mm以上降った日(くもりの日も含む)天気は昼(6〜18時)のもの。数字はその日に日が照った時間晴れたのは3日だけ。20〜21日は台風25号で、21日は156mm
出典:気象庁「過去の気象データ」東京の日ごとの値(天気概況は昼6〜18時、日照時間、降水量)。20〜21日の台風は東京管区気象台「令和8年台風第25号に関する東京都気象速報」
我が家の条件
東京都の建売住宅、築10年。太陽光6.28kW、蓄電池14.9kWh(ニチコンのトライブリッド)。電気の契約は50Aで、オール電化ではありません。給湯と暖房はガスで、冷房はエアコンです。在宅ワークなどで平日の日中も人がいる家です。
細かい条件は我が家の設備と条件にまとめてあります。

日照は平年の3分の1、発電は予測の65%

9月の発電は358kWhでした。メーカーの予測では553kWh出る月なので、その65%です。8月は予測の98%にあたる716kWhが出ていたので、半分という残念な結果でした。

家で1日に使う電気は、9月で9kWhほどです。30日のうち15日は、発電が10kWhに届いていません。使うぶんを発電で埋められない日が続くと、電池は少しずつ減っていきます。

発電がいちばん少なかった21日は1.0kWh。晴れた14日には30.4kWh出ているので、同じ屋根でも日によって30倍の開きがあります。

使う量は減ったのに、買った電気は8月の倍

家で使った電気は、涼しくなってエアコンを控えめにできたぶん、8月の364kWhから271kWhに減りました。それでも、買った電気は18.7kWhから37.0kWhへ、倍になっています。

2026年8月 2026年9月
発電量 716 kWh 358 kWh
家で使った電気 364 kWh 271 kWh
買った電気 18.7 kWh 37.0 kWh
自前で
まかなえた割合
95% 86%

↑ 蓄電システムの記録で、1日から末日までの合計です。電気代の請求は検針日で区切られるので、請求書の使用量とは一致しません。

買った電気の6割は、電池が空のまま朝を迎えた7日間に

うちの蓄電池は、残量が20%まで減ったら放電を止める設定にしています。残りは停電の備えです(電気を一度にたくさん使って契約の50Aを超えそうなときだけは、10%まで使う「ピークカット設定」もしています)。停電したらどれくらい持つのかは停電した場合の夜、エアコンは何時間つけられるかで計算しました。

9月に毎日買った電気 02468kWh1日2.25日2.810日1.415日20日8.12.025日2.81.930日← 台風25号の日電池が空(20%以下)のまま朝を迎えた日そのほかの日(雨の日でも1日0.5〜1.1kWh)オレンジの7日で21kWh。月の37kWhの6割近くを買った
我が家のHEMS(ニチコン)の実測。2026年9月1日〜30日。電池が空の朝=5時の残量が20%以下の日

電池が空になったのは、どれも発電が10kWhに届かなかった日の翌朝です。21日のほかは、空になってもその日に10kWh近く発電して、充電が戻りました。

蓄電池から放電している間も、ニチコンの仕様でわずかに買い続けます。灰色の日がゼロにならないのは主にそのためで、晴れた日でも同じです。

大雨の9月21日は、1日で8.1kWhを買電した

21日は台風25号が近づき、東京で156mmの雨が降りました。9月ひと月ぶんの平年(224.9mm)の7割が、1日で降っています。前の日も103.5mmの雨で、20日の発電は5.3kWh。蓄電池は夜のあいだに減り続け、日付が変わってまもなく20%で止まりました。

この日、住んでいる地域に出ていたのは大雨の注意報までで、警報は出ていません。気象警報で満タンにする機能は6月の台風のあとに切りました。

21日の発電は1.0kWhです。昼になっても電池はほとんど充電されず、家で使う電気をそのまま電力会社から買い続けました。この1日で8.1kWh、9月の買電の2割が21日に集まっています。

晴れる予報の前の晩、停電用の20%を6%まで使った

21日の夜は、除湿乾燥機で洗濯物を乾かしたいと思っていました。翌日は晴れる予報が出ていたので、停電用に残している20%を使うことにしました。手で操作して、17時過ぎから20時ごろまでに6%まで使いました。

22日は予報どおり晴れて、25.5kWh発電しました。電池は6%から始まり、昼過ぎには100%まで戻っています。日が出るまでに買ったのは1.8kWhで、20%で朝を迎えたほかの日(1.1〜2.4kWh)と同じくらいでした。

雨の日にたくさん買うかどうかは、朝の残量で決まる

9月に電気を多く買ったのは、雨が降った日ではなく、電池が空のまま朝を迎えた日でした。電池が残っていれば、雨の日の買電はほとんどが0.6〜0.8kWhで、雨の降らなかった日の0.5〜0.7kWhと大きくは変わりません。

発電が10kWhに届かない日が1日あるだけでも、翌朝に電池が空になった日が3回ありました。それでも、その日に10kWh近く発電すれば昼には充電が戻り、買ったのは3kWh未満ですんでいます。8kWhも買ったのは、空のまま朝を迎えたうえに、その日の発電も1.0kWhしかなかった21日だけでした。

この長雨が電気代にどう出たかは、9月9日から10月8日までの請求が届いたら毎月の収支に書きます。

※ 数字の出どころ
発電・消費・買った電気・電池の残量は、蓄電システムに付属するHEMSの実測値です。発電の予測はメーカーのシミュレーション。日照時間・雨量・平年値は気象庁「過去の気象データ検索」「平年値(年・月ごとの値)」の東京の観測値。9月21日の注意報と警報は、東京管区気象台「東京都気象速報」によります。
放電中の買電はニチコンの仕様です。メーカーや機種が違えば、同じことが起きるとは限りません。

太陽光を入れてから、元が取れるのかを毎月記録しています。→ 回収記録の1回目から読む

編集後記

筋トレは、子供が生まれてから止まっています。やりたい気持ちはあります。でも時間がないし、眠くて、いま行っても力が出ない気がします。どれだけ落ちてるのかわかりませんが子供がかわいいのでよしとしましょう。

使う電気は確実に増えているので、太陽光と蓄電池があって助かっています。

2026年10月28日

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